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2024.5.22

加古川学園の福祉専門官である荒川さんからお話を伺いました!

ゲストの荒川久美子さん
5月16日、加古川学園(少年院)の福祉専門官である荒川久美子さんをお招きして、「子どもの社会的自立と社会復帰について」というテーマでお話を伺うことができました。

荒川さんは、精神障害者の地域生活支援や刑務所での社会復帰支援に携わられた後、現在は少年院の福祉専門官としてご勤務されています。福祉専門官とは、福祉に関する知識と経験をいかして、矯正施設(刑務所など)に収容された高齢者、障害を有する受刑者等の出所又は出院後の円滑な社会復帰のために必要な各種調整等を担う福祉の専門家です。平成26(2014)年度から設けられた専門職種で、社会福祉士又は精神保健福祉士の資格を持ち、福祉施設、社会福祉協議会、医療機関、行政機関等での福祉的業務の経験がおおむね5年以上ある人を採用しています。講義では、非行少年の事例の中でも特に身元引受人がいないため「特別調整」という支援が必要な事例を通して、福祉専門官の具体的な役割をご紹介いただきました。

今回の企画は3回生大塚ゼミの山下恭右さんの提案で実施し、司会進行もゼミ生が自主的に行いました。当日は荒川さんの元同僚であり現在は心理学部の教員である道重さおり先生と大学院生もご参加いただき、有意義な質疑応答が交わされました。

加古川学園では福祉専門官以外にも法務教官の仕事を知ってもらう目的で、施設の見学会や業務説明会を開催しているそうで、案内のパンフレットやチラシもいただきました。

文責 大塚
  • ゲストの話を伺う参加者
  • ゲストの話を伺う参加者
  • 当日の資料とチラシ

神戸学院大学 総合リハビリテーション学部 社会リハビリテーション学科(※神戸学院大学総合案内ページへリンクします)

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