2023.5.31
ゼミ企画 福祉車両を知る
福祉車両を見学している様子
本日の専門ゼミⅡ(金井ゼミ)では、福祉車両の見学を行いました。先週のゼミで学生から「障害者向けに改造した自動車を見てみたい」との提案があったため、藤田先生にもご協力いただいて、2台の福祉車両の見学と説明を行いました。
まず金井から左足でアクセル操作ができるように改造した車両について説明しました。左アクセルペダルの改造部分を見てもらい、障害のない家族と簡単に共用できる方法などについて説明し、質疑をしました。
その後、藤田先生に手で操作する車両(手動運転装置)を見せてもらい、実際に自動車への乗り込み方法まで実演していただきました。藤田先生の自動車は車椅子の積み下ろしができる装置(リフト)もついており、学生はとても驚きながら見ていました。
車両の説明後の質疑の中で藤田先生から、障害者用駐車区画を確保するために赤いコーンがよく置かれているが、車椅子ユーザーは乗降に時間がかかるので結果的に停められなくなっているなどの、生活上の問題提起がなされました。また見学した時間帯は雨が降っており、乗降に時間を要する藤田先生は、屋根のある駐車場に車を停めておられました。
今回、学生から提案のあった自動車の改造という道具を入り口に生活上の問題まで議論が拡がり、障害のある人が暮らしやすい社会をつくるには、道具や環境といったハード面だけでなくソフト面も合わさることの重要性を改めて学べました。
今後もこうした機会を作っていきたいと考えています。
まず金井から左足でアクセル操作ができるように改造した車両について説明しました。左アクセルペダルの改造部分を見てもらい、障害のない家族と簡単に共用できる方法などについて説明し、質疑をしました。
その後、藤田先生に手で操作する車両(手動運転装置)を見せてもらい、実際に自動車への乗り込み方法まで実演していただきました。藤田先生の自動車は車椅子の積み下ろしができる装置(リフト)もついており、学生はとても驚きながら見ていました。
車両の説明後の質疑の中で藤田先生から、障害者用駐車区画を確保するために赤いコーンがよく置かれているが、車椅子ユーザーは乗降に時間がかかるので結果的に停められなくなっているなどの、生活上の問題提起がなされました。また見学した時間帯は雨が降っており、乗降に時間を要する藤田先生は、屋根のある駐車場に車を停めておられました。
今回、学生から提案のあった自動車の改造という道具を入り口に生活上の問題まで議論が拡がり、障害のある人が暮らしやすい社会をつくるには、道具や環境といったハード面だけでなくソフト面も合わさることの重要性を改めて学べました。
今後もこうした機会を作っていきたいと考えています。