6月10日からはじめた「子どもと遊ぼう！」が、7月22日で最終回となりました。その間、７回行いましたが、子どもたちと学生が夏期休暇に入り、生活時間が変わるということで終了となりました。
途中から、お兄ちゃん（小学１年）も参加して、２人の子どもと遊ぶことになり、時間を分けたり、声をかける回数を増やしたりと、２年次生の塩見恭平さんは工夫しながら進めてきました。詳しくは、大学広報のインタビューからご覧ください。
https://www.kobegakuin.ac.jp/news/33089564cf5b3b71f326.html

この企画は、コロナ禍で外遊びがあまりできなくなって、家での時間を持て余しているご家族の支援ができないかと始めたものでした。最初は戸惑い、お母さんに手伝ってもらい、かえって忙しくさせてしまいました。毎回、子どもが寝てから、今日のここが良かった、こういう工夫があるともっと良いよなどと、とても丁寧なアドバイスをいただくことができたので、それを次回にむけて改善するという努力を重ねました。そして、最終回までの２回は、遠隔で作業を伝え、絵を描いたりリボンをつけたりしてメダルを作ることに成功しました。最後に、完成したメダルを自分たちに贈って、記念撮影をして、終わることができました。子どもたちから、塩見さんへの手紙が送られ、名残惜しく、少し寂しく最後を迎えました。

このような機会を与えてくれた社会リハ学科の先輩、本当にありがとうございました。塩見さんは、この経験を通して「伝えることの難しさ、相手のことを考える難しさ」を学ぶことができたと感謝を伝えました。

感染者が増加して、今後の生活への不安が大きくなっています。
しかし、塩見さんのように、今、自分にできることはないかと活動している学生が居ることは、何かを少しずつ変えていくことにつながると思います。皆さんも、それぞれの立場で考えてみてください。